LESSON 4-2
ブランチ
本番を壊さずに作業するための仕組みが、ブランチです。「下書き用の枝分かれ」というイメージで、図を使って考え方をつかみます。
このレッスンでわかること
- ブランチが何のための仕組みか
- ブランチを作る流れ
- 作業するときに気をつけること
まず言葉の意味からブランチは
「本番とは別の、下書き用の枝分かれ」
ブランチ(branch)は、英語で「木の枝」という意味です。本番の流れ(main)から枝分かれして、別の場所で作業できる仕組みです。
経理でいえば、本番の帳簿は触らずに、試し書き用のコピー帳で計算を試すようなものです。うまくいけば本番に反映し、失敗したら、その枝を捨てるだけで済みます。本番を壊しません。
手順3つのステップで理解します
01
枝分かれのイメージをつかむ
次の図を見てください。まっすぐな線が「本流(main)」、途中から分かれた線が「ブランチ」です。
- 1丸(コミット):記録1つ分です。
- 2本流(main):みんなが使う、本番の流れです。
- 3ブランチ:枝分かれした下書き用の流れです。ここでの記録は、本流には影響しません。
02
ブランチを作る
リポジトリの画面の左上にある、ブランチ名(main)のところを押します。新しい名前を入力すると、作成の項目が出てきます。
github.com/あなたの名前/keiri-manual
1main ▾
2
fix-deadline
3Create branch: fix-deadline from main
- 1main ▾:いま見ているブランチの名前です。押すと、ブランチの一覧と作成の入力欄が出ます。
- 2新しい名前:何をする枝か分かる名前にします。例:fix-deadline(期限を直す)
- 3Create branch:「ブランチを作成」。押すと、本流から枝分かれした下書き用のブランチができます。
03
ブランチの上で作業する
ブランチを作ったら、そのブランチを選んだ状態で、これまでと同じように直してコミットします。記録は、そのブランチにだけ残ります。
ここだけ注意ブランチを切り替えるのを忘れて、本流(main)の上で直してしまう間違いが、よくあります。作業の前に、いまのブランチ名を確認する習慣をつけましょう。
次のレッスンへうまくいった作業は、次のレッスンで学ぶ「プルリクエスト」で、本流に取り込む依頼を出します。
まとめ
- ブランチは、本番から枝分かれした下書き用の流れ
- ブランチで作業すれば、本番を壊さない
- 作業の前に、いまのブランチ名を確認する
※ 画面図は実際の画面を簡略化したものです。実際の画面とは細部が異なる場合があります。この章は、練習相手がいなくても学べるよう、図と流れを中心にしています。