やさしいGitとGitHub
第4章 チームで共同作業する
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LESSON 4-2

ブランチ

本番を壊さずに作業するための仕組みが、ブランチです。「下書き用の枝分かれ」というイメージで、図を使って考え方をつかみます。

所要時間約8分必要なものなし(図を見るだけ)難しさふつう

このレッスンでわかること

まず言葉の意味からブランチは
「本番とは別の、下書き用の枝分かれ」

ブランチ(branch)は、英語で「木の枝」という意味です。本番の流れ(main)から枝分かれして、別の場所で作業できる仕組みです。

経理でいえば、本番の帳簿は触らずに、試し書き用のコピー帳で計算を試すようなものです。うまくいけば本番に反映し、失敗したら、その枝を捨てるだけで済みます。本番を壊しません。

手順3つのステップで理解します

01

枝分かれのイメージをつかむ

次の図を見てください。まっすぐな線が「本流(main)」、途中から分かれた線が「ブランチ」です。

  1. 1
    丸(コミット):記録1つ分です。
  2. 2
    本流(main):みんなが使う、本番の流れです。
  3. 3
    ブランチ:枝分かれした下書き用の流れです。ここでの記録は、本流には影響しません。
02

ブランチを作る

リポジトリの画面の左上にある、ブランチ名(main)のところを押します。新しい名前を入力すると、作成の項目が出てきます。

  1. 1
    main ▾:いま見ているブランチの名前です。押すと、ブランチの一覧と作成の入力欄が出ます。
  2. 2
    新しい名前:何をする枝か分かる名前にします。例:fix-deadline(期限を直す)
  3. 3
    Create branch:「ブランチを作成」。押すと、本流から枝分かれした下書き用のブランチができます。
03

ブランチの上で作業する

ブランチを作ったら、そのブランチを選んだ状態で、これまでと同じように直してコミットします。記録は、そのブランチにだけ残ります。

ここだけ注意ブランチを切り替えるのを忘れて、本流(main)の上で直してしまう間違いが、よくあります。作業の前に、いまのブランチ名を確認する習慣をつけましょう。
次のレッスンへうまくいった作業は、次のレッスンで学ぶ「プルリクエスト」で、本流に取り込む依頼を出します。

まとめ

  1. ブランチは、本番から枝分かれした下書き用の流れ
  2. ブランチで作業すれば、本番を壊さない
  3. 作業の前に、いまのブランチ名を確認する

※ 画面図は実際の画面を簡略化したものです。実際の画面とは細部が異なる場合があります。この章は、練習相手がいなくても学べるよう、図と流れを中心にしています。