FINISH
おわりに
困ったときの早見表
全18レッスンを、お疲れさまでした。最後に、困ったときの早見表、セキュリティのチェックリスト、用語集をまとめました。ブックマークして、いつでも見返してください。
このレッスンでわかること
- よくある困りごとと、まず試すこと
- 作業の前後に確認する10項目
- 出てきた用語の意味
困ったときの早見表よくある困りごとと、
まず試すこと
困ったときは、あわてて操作を重ねず、まず次の表を見てください。それでも解決しなければ、操作を止めて、詳しい人に相談しましょう。
| こんなとき | まず試すこと | くわしくは |
|---|---|---|
| プッシュ(送る)がうまくいかない | GitHubのほうが新しくなっているかもしれません。先にプル(取り込む)してから、もう一度送ります。 | 3-3 |
| ログインできない/権限がないと言われる | アカウントと二段階認証を確認します。招待された権限が、編集できる権限か、リポジトリの持ち主に確認します。 | 2-1、4-1 |
| 変更がぶつかった(コンフリクト) | 2つの内容を見比べ、相手に確認して、残す内容を1つに決めます。 | 4-5 |
| 間違ってコミットした/前の状態に戻したい | 履歴を消さず、元の内容を新しい記録として足します。 | 2-4 |
| 本流(main)の上で直してしまった | 操作を止めて、詳しい人に相談します。以後は、作業の前にブランチ名を確認します。 | 4-2 |
| 直したのに、変更の一覧に出ない | エディタで保存したか、別のフォルダを開いていないかを確認します。 | 3-2 |
| 秘密情報を上げてしまった | パスワードやキーをすぐ無効にして作り直し、管理者に報告します。削除だけでは不十分です。 | 5-1 |
| AIが危険そうな操作を提案した | 「許可しない」を選び、内容を人が確認します。 | 5-2 |
セキュリティチェックリスト作業の前と後に、
10項目を確認しよう
作業の前後に、次の項目を確認する習慣をつけましょう。
- GitHubのアカウントに、二段階認証を設定している
- ログインの前に、アドレス欄が github.com であることを確かめた
- リポジトリの公開範囲は、迷ったら Private(非公開)にしている
- パスワード・APIキー・個人情報・社内資料を、リポジトリに置いていない
- 送る(プッシュ)前に、変更の一覧を確認した
- メールアドレスを公開しない設定を使っている
- メンバーには、必要な権限だけを渡し、不要になったら外している
- 他の人の変更は、中身を確認してから取り込んでいる。自分の変更を、自分だけで承認していない
- AIコーディングツールの提案は、確認してから許可している。秘密情報を貼り付けていない
- うっかり公開したときは、すぐ無効にして作り直し、管理者に報告する手順を知っている
用語集出てきた言葉のまとめ
- バージョン管理version control
- ファイルの変更を、順番に記録しておく仕組み。出てきた場所:1-1
- Git(ギット)Git
- 変更を記録する仕組み。自分のパソコンの中で動く。出てきた場所:1-2
- GitHub(ギットハブ)GitHub
- 記録したものを、ネット上に置いて共有するサービス。出てきた場所:1-2
- リポジトリrepository
- ファイルと変更の履歴を、まとめて保管する場所(保管庫)。出てきた場所:1-3、2-2
- コミットcommit
- 変更を「記録」として残すこと。出てきた場所:1-3、2-3
- 履歴history
- 記録が時間順に並んだもの。「いつ・誰が・何を」を確認できる。出てきた場所:2-4
- アカウントaccount
- GitHubを使うための、自分専用の登録。出てきた場所:2-1
- 二段階認証two-factor authentication
- パスワードに加えて、もう1つの確認を求める仕組み。出てきた場所:2-1
- クローンclone
- ネット上のリポジトリを、自分のパソコンに複製すること。出てきた場所:1-3、3-1
- プッシュpush
- 手元の記録を、GitHubへ送ること。出てきた場所:1-3、3-2
- プルpull
- GitHubの最新の変更を、手元へ取り込むこと。出てきた場所:1-3、3-3
- 権限permission
- できることの範囲。「見るだけ」「編集できる」など。出てきた場所:4-1
- ブランチbranch
- 本番を壊さずに作業できる、下書き用の枝分かれ。出てきた場所:1-3、4-2
- プルリクエストpull request
- 「この変更を取り込んでいいですか?」という確認依頼。出てきた場所:4-3
- レビューreview
- 変更の中身を確認して、意見や承認を伝えること。出てきた場所:4-4
- マージmerge
- 確認が済んだ変更を、本流に取り込むこと。出てきた場所:4-4
- コンフリクトconflict
- 同じ場所を2人が別々に直して、変更がぶつかること。出てきた場所:4-5
- 秘密情報confidential information
- 他の人に見られては困る情報。パスワード、APIキー、個人情報など。出てきた場所:5-1
- APIキーAPI key
- 外部のサービスを使うための、合言葉のような文字列。出てきた場所:5-1
- 除外設定(.gitignore).gitignore
- Gitの管理に含めないファイルを伝える名簿。出てきた場所:5-1
- AIコーディングツールAI coding tool
- 文章で頼むと、ファイル編集やGit操作を代わりに行うツール。出てきた場所:5-2
- 公開サービスhosting service
- サイトの中身を、ネット上に公開してくれるサービス。出てきた場所:5-3
まとめ
- 困ったときは、まず早見表を見る
- 作業の前後に、10項目のチェックリストを確認する
- わからない言葉は、用語集で調べる
※ 画面図は実際の画面を簡略化したものです。実際の画面とは細部が異なる場合があります。