やさしいGitとGitHub
第2章 ブラウザで触ってみる
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LESSON 2-4

履歴を見る・
前の状態に戻る

コミットを重ねると、「いつ・誰が・何を」直したかの記録がたまっていきます。このレッスンでは、その履歴の見かたと、前の状態に戻す考え方を学びます。

所要時間約8分必要なもの2-3で記録したリポジトリ難しさふつう

このレッスンでわかること

まず言葉の意味から履歴は
「監査の証跡」になる

履歴(りれき)は、これまでに残した記録が、時間順に並んだものです。ひとつひとつの記録には、いつ・誰が・何を直したかが残っています。

経理や監査の言葉でいえば、証跡(しょうせき)です。「この数字は、いつ、誰が、なぜ変えたのか」を、あとからたどれます。前の状態に戻したいときも、この履歴が頼りになります。

手順3つのステップで見ていきます

01

履歴の一覧を開く

ファイルの画面にある History というボタンを押すと、そのファイルの履歴が一覧で表示されます。

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    History:「履歴」という意味です。ここを押します。
02

「いつ・誰が・何を」を確認する

履歴の画面では、記録が新しい順に並びます。1行が、1回のコミットです。

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    1つの記録:コミットメッセージ(何を直したか)、記録した人の名前、いつ記録したかが並んでいます。右側の英数字は、記録ごとに付く番号のようなものです。

記録の1行を押すと、変更の中身が表示されます。足した行は緑、消した行は赤で示されます。

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    緑の行:このコミットで、新しく足された部分です。消された部分は、赤で表示されます。
03

前の状態に戻すには

間違えて直してしまったときは、前の状態の内容を、新しい記録として書き直します。履歴は消さず、「元に戻した」という記録を、新しく1つ足すイメージです。

  1. 履歴の一覧から、戻したい時点の記録を開きます。
  2. その時点のファイルの内容を見て、必要な部分を確認します。
  3. 2-3 で学んだ手順で、元の内容に直して、コミットします。

経理でいえば、間違えた伝票を消しゴムで消すのではなく、「訂正仕訳」を新しく切るのと同じ考え方です。誰が見ても、経緯をたどれます。

やってはいけない操作履歴そのものを消したり、書き換えたりする操作があります。たとえば force push(強制的に上書きして送る操作)です。仲間の記録まで消えてしまうおそれがあるため、この講座では手順を教えません。名前だけ知っておいてください。

第2章の練習コーナー

リポジトリを作り、ファイルを直して、コミットするまでを、練習用の画面で試します。点数は付きません。何度でもやり直せます(約3〜5分)。

練習コーナーへ進む

まとめ

  1. 履歴は、記録が時間順に並んだもの。監査の証跡にもなる
  2. 1行が1回のコミット。「いつ・誰が・何を」が見られる
  3. 戻すときは、履歴を消さずに、元の内容を新しい記録として足す

※ 画面図は実際の画面を簡略化したものです。実際の画面とは細部が異なる場合があります。